WindowsXPとWindows2000Serverのマルチブート
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/using/setup/learnmore/2000XP.mspx
というわけで,要はインストールする順番に気をつけましょうってコトです。
Windows系OSを一台のPCでマルチブートさせたい場合、インストールする順番は古いのから先にインストールものらしいです。
つまりWindowsXPとWindows2000Serverだと、Windows2000Serverを先にインストールし、後からXPを入れるそうな.
知らなかったよ….
これを間違えて既にWindowsXPがインストールされているPCの空きパーティションに、Windows2000Serverをインストールすると、元々入っていたWindowsXPが起動しなくなりました.(滝汗)
修復方法ですが,WindowsXPインストールCDを使って,OSの修復インストール (再インストール) を行いました.
http://support.microsoft.com/kb/881207/ja
この方法でやると,OS設定やらアプリケーション設定やらはちゃんと復元されるので,OS修復インストール後に特別な事をせずとも,それまでのように(インストールしたアプリケーションとかが)無事に使えてる.
ただOSインストールとほぼ同じ処理をしてるので時間はかかる.
でもって,よくよく調べたら,
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;283433
だけで済んだっぽい.実際にやってないのでなんとも言えないけど.
以下その顛末の詳細.
WindowsXP PCは元々マルチブートに備えてパーティションを以下のように切っておいた.
- C: OS1 システム用(WindowsXPで使用)
- D: OS1 データ用(WindowsXPでのデータフォルダ(マイドキュメントやらアプリケーションデータやら))
- E: OS2 システム用(空き)
- F: OS2 データ用(空き)
本当はlinuxあたりをいれようかなーと思っていたE:ドライブに、とりあえずWindows2000Serverをインストール。
インストールは無事に完了し、PCが再起動すると、起動OS選択画面が現れるようになって,後からインストールしたWindows 2000 Serverがデフォルトにされてる.
余計なことを….
とりあえず,ここでWindows 2000 Serverを選択したところ,Windows 2000 Serverはちゃんと起動.
それではと,PCを再起動して今度はWindows XPを選択したところ,画面が真っ黒のままでうんともすんとも言わない.
Windows 2000 Serverで起動しなおして,c:直下のboot.iniを見たけど,別におかしくなっているようでもない.
んで調べてみたら,前述のとおり,XPと2000なら,2000を先に入れないといけないってことを知る.
まぁシステム(OS)が飛んでもデータは別パーティションにあるため平気なので,最悪Windows XPを一から入れなおす覚悟だったけど,とりあえずOSの修復インストールってのを試してみることに.
で,前述のとおり http://support.microsoft.com/kb/881207/ja の情報を見ながらWindows XPインストールCDを入れて,PC再起動.
CD-ROMからブートして,立ち上がったセットアップ画面にて「Enter」(Windows XPのセットアップを開始)を押す.
ここで間違って,「Rキー」(回復コンソールを使って…うんぬん)を押すと,ごちゃごちゃやったあとコマンドプロンプトが立ち上がるだけで途方に暮れる.
このあたりが紛らわしい….
ここで間違えずに,Windows XPのセットアップを開始に進めば,あとは上記リンク先のように手順が進んで,Windows XPのインストール処理が行われ,以後,OS新規インストールと同じような画面が続く.ただAdministratorパスワードの設定やらユーザの設定やらネットワーク設定やらはない.
OSインストールが完了してPCがリブートして,Windows XPを選択して起動すると,今まで使っていたユーザアカウントのログイン画面が表示され,ログインすると,アプリケーションなども今まで通りに復元されてて,めでたしめでたし.
ただUSBメモリとかの,外部ハードウェアの認識情報等は消えてるみたい.
それまで使ってたUSBメモリをさしたら,ドライバインストール実行が必要になってた.